包括的な災害リスクのプロアクティブアラートに基づくインクルーシブ防災の実現

  • 担当研究者:小野裕一・他
  • 2019年11月~
包括的な災害リスクのプロアクティブアラートに基づくインクルーシブ防災の実現

本プロジェクトでは,これまで困難であった災害毎の防災技術シーズ(地震・津波・洪水・土砂災害のリスク評価、過去被害データおよび歴史記録・伝承)の統合を行い,地域の災害リスクを包括的に評価した上で,個人・世帯単位で予防的な被害予測・避難行動を促すアラートの仕組みを開発します.また,防災科学リビングラボとして自治体・民間などとのネットワークを活用した共助の仕組みにより要支援者へのアプローチを強化し,インクルーシブな防災の実現を目指します.

担当研究者

小野裕一,佐藤健,佐々木大輔,坂本壮

パートナー

株式会社富士通総研,仙台市片平地区など

掲載論文・書籍

Sakamoto, M., Sasaki, D., Ono, Y., Makino, Y., & Kodama, E. N. (2020). Implementation of evacuation measures during natural disasters under conditions of the novel coronavirus (COVID-19) pandemic based on a review of previous responses to complex disasters in Japan. Progress in Disaster Science, 8. https://doi.org/10.1016/j.pdisas.2020.100127

Takeshi Sato, Aiko Sakurai, Yuki Sadaike, Risa Yanagiya, and Hitoshi Konno:Sustainable Community Development for Disaster Resilience and Human Resources Development for Disaster Risk Reduction - Growth and Community Contribution of the Katahira Children’s Board for Community Development -, Journal of Disaster Research, Vol.15, No.7, pp.931-942, 2020.12. https://doi.org/10.20965/jdr.2020.p0931

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IRIDeS 東北大学 災害科学国際研究所

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